修理ポイント
シャカシャカしたシワ加工のナイロン生地で作られたぬいぐるみは、軽くて、やわらかくて、ひんやりしたような抱き心地が最高。
ただ、薄いナイロン生地は、尖ったものに引っ掛けたり、劣化がきっかけで、裂けてしまうことがあります。
しかも、裂けてしまった生地は、端からドンドンほつれて、裂け目が広がってしまう印象ありますよね・・・
そう考えると、ナイロン素材ってご家庭で補修するのが難しい素材かもしれません。
今回は、劣化により破れてしまったお腹の生地交換をしました。
目立つ部分だと、縫い目が残ってしまうより、部分交換で対応すると、仕上がりがキレイです。
また、生地の劣化が見られるところは繕っても、また新たに違う箇所が裂けてしまうことがあります。
そんなときは、思い切って生地交換すれば、長く一緒にいられるように。
できるだけ、印象をかえないような代替え生地をご提案します。
（お客様の方で、交換用の新しい生地をご用意していただくと、納期も費用も少なく済みます。）
もちろん、生地をできるだけ交換しないでほしいというご相談もあります。
お客様のご希望にそった提案をさせていただきます。
一緒に最善の方法を考えましょう。
こちらのカエルちゃんには、ホツレた部分の縫い綴じ、中綿交換も行いました。