リアンジェ

ウェディングドレスリメイク
子供ドレスへ

クローゼットの奥、実家の押し入れ。大切に保管してきたはずのウェディングドレスを久しぶりに見てみたら、「あれ、こんなシミあった?」と気づいてしまう・・・そんなこと、実はあるんです。

黄ばみ、茶色い変色、小さな点々としたシミ。せっかく大切に保管してきたのに、このままでは将来着るかもしれない娘に譲ることもできない。そして思い出が詰まっているだけに、ドレスを広げては寂しい気持ちになってしまう。

そんな「扱いに困っているドレス」こそ、今がリメイクのタイミングかもしれません。

ウェディングドレスに現れる経年劣化とシミの種類

長期保管したウェディングドレスには、こんな変化が起こりがちです。

よくある劣化のパターン

全体的な黄ばみ・変色
白いドレスが、クリーム色や薄い黄色に変色。特に胸元やスカート部分に目立つことが多く、これは汗や皮脂が時間とともに酸化したものです。

裾の汚れと黒ずみ
結婚式当日、会場の床を引きずった裾部分。その時は気づかなかった小さな汚れが、時間とともに黒ずみに変化しています。

点々としたシミ
保管中の湿気によるカビや、保管場所の環境による変色。特にレース部分に現れやすい症状です。

ファスナー周辺の変色
金属部分から生地への色移り。背中のファスナー部分に茶色や緑色の変色が見られることがあります。

生地の硬化・劣化
チュールやオーガンジーが硬くなったり、触るとパリパリと音がする状態。保管状態や素材によっては10年以上で劣化が進みます。

シミがあるウェディングドレスでもリメイクできる理由

「こんなに傷んでいるドレス、もう使えないのでは?」と思うかもしれません。でも実は、シミや劣化があっても諦める必要はないのです。

クリーニング技術でシミを除去・軽減

シミのあるドレスは、クリーニング専門店として長年の実績があるクリーニングのデアで、まずしっかりとクリーニングを行います。ウェディングドレスの繊細な素材に合わせた専門的なクリーニング技術で、多くのシミは除去または目立たなくすることが可能です。

特に以下のようなシミは、適切な処理で改善できる可能性が高いです。

  • 汗や皮脂による黄ばみ
  • 食べこぼしのシミ
  • 軽度のカビによる変色
  • 裾の土汚れや黒ずみ

美しい部分を見極めてリメイク

クリーニングが終わったら、今度はドレスの状態をリアンジェの専門スタッフが丁寧に確認します。
そして最も美しく残っている部分、思い出の詰まった装飾部分を活かしたリメイクをご提案します。

例えば

  • レース部分だけを活かす – 胸元の美しいレースを額装して飾る
  • 刺繍やビーズ装飾を中心に – ミニチュアドレスやウェルカムドールの装飾に使用
  • シミのない上半身部分のみ – 裾に大きなシミがあっても、上半身がキレイなら十分活用可能
  • アクセント使い – 写真フレームの装飾、クッションのワンポイントなど

ドレス全体が完璧である必要はありません。部分的に美しさが残っていれば、それを最大限に活かしたリメイクができます。


リメイクできるアイテムは他にもたくさん。詳細はこちらからご確認くださいね。

「今」リメイクを決断すべき理由

「いつかやろう」と思いながら、さらに数年が過ぎてしまう。その間にも、ドレスの劣化は少しずつ進んでいます。

時間とともに劣化は進行する

ウェディングドレスの素材は繊細です。シルク、サテン、チュール、レースなどは、適切な保管をしていても経年劣化を避けられません。

10年前のシミと20年前のシミでは、除去の難易度が大きく変わります。変色が生地の奥深くまで浸透する前に、できるだけ早くクリーニングとリメイクを検討することをおすすめします。

実家の片付けや引っ越しのタイミング

結婚後、ご実家にドレスを預けたままの方も多いでしょう。親御さんの高齢化や実家の売却、自宅の引っ越しなど、ライフイベントをきっかけに「このドレス、どうしよう」と向き合う瞬間が訪れます。

そのタイミングこそ、リメイクの決断時。処分してしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。

子どもに見せられる形で残せる最後のチャンス

お子さんが成長し、「ママが結婚式で着たドレスを見てみたい」と言われる日が来るかもしれません。でもシミだらけのドレスを広げて見せるのは躊躇してしまいますよね。

美しい部分だけを活かしたミニチュアドレスや写真フレームなら、誇らしく見せることができます。「ママが実際に着た結婚式のドレスの生地をつかって作ったものなのよ」と自然に語れる形で残せるのです。

リメイク相談の流れとクリーニング対応

シミのあるドレスだからこそ、まずは現物を見せていただくことが大切です。

1. 相談・状態確認

ドレスの現状を拝見し、シミの種類や程度を確認します。「このシミは除去できそうか」「どの部分が活かせそうか」を専門スタッフが判断いたします。

2. クリーニングのご提案

シミの状態に応じた最適なクリーニング方法をご提案。料金と仕上がりの見込みを事前にお伝えします。

3. クリーニング実施

ウェディングドレス専門のクリーニング技術で、できる限りシミを除去・軽減します。デリケートな素材を傷めないよう、慎重に作業を進めます。

4. リメイクデザインの決定

クリーニング後の状態を見ながら、最適なリメイク方法を一緒に決めていきます。ミニチュアドレス、写真フレーム、ウェルカムドール、クッションなど、ご希望とドレスの状態に合わせてご提案します。

5. 製作・お届け

熟練の職人が丁寧に製作。完成までの期間は内容により異なりますが、通常1〜3ヶ月程度です。

よくあるご質問

Q. どんなシミでもクリーニングできますか?

A. シミの種類や程度により除去可能かどうかは異なります。まずは現物を拝見し、正直にお答えいたします。完全に除去できない場合でも、目立たなくすることや、その部分を避けたリメイクが可能です。

Q. 20年以上前のドレスでも大丈夫ですか?

A. はい、古いドレスでもご相談ください。ただし、素材の劣化が進んでいる場合は、クリーニング自体が難しいケースもあります。早めのご相談をおすすめします。

Q. カビが生えているようですが…

A. カビの程度によります。表面的なカビであれば除去できる可能性が高いですが、深く浸透している場合は完全除去が難しいこともあります。まずは状態を確認させてください。

Q. クリーニングだけでもお願いできますか?

A. はい、もちろんです。クリーニングのみのご依頼も承っております。クリーニング後にリメイクを検討されても構いません。

Q. 料金はどのくらいかかりますか?

A. ドレスの状態とご希望のリメイク内容により異なります。まずはお気軽にご相談ください。

思い出を新しい形で輝かせる、リメイクという選択

「高かったドレスだから、何とか残したい」
「大切な思い出だから、形を変えてでも手元に置きたい」
「処分するのではなく、生まれ変わらせたい」

そんな想いを持っている方は、決して少なくありません。

リメイクという選択は、過去の思い出を大切にしながら、新しい形で未来に繋げる方法です。

クローゼットの奥で眠っているドレスに、もう一度光を当ててみませんか?

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