フィギュアスケートの衣装は、選手や演技の魅力を最大限に引き出す大切なパートナー。特に秋から冬にかけては、各地で競技大会や発表会が本格化するシーズンです。
衣装は市販品もありますが、「曲やテーマにぴったりの一着を着たい」「他の人とかぶらない衣装で演技したい」という想いから、オーダーメイドを選ぶ方が増えています。
物語をまとう衣装と、その参考デザイン
リアンジェでは、4歳から12歳までのお子様を対象に、世界にひとつだけのオリジナル衣装をお作りしています。
競技のテーマや曲調、振付の雰囲気を踏まえ、お母様・お子様のイメージを丁寧にヒアリング。そこから「物語を感じさせる一着」へと仕上げていきます。
もちろん、見た目の華やかさだけでなく、演技中の動きやすさ、耐久性、安全性にも配慮。スパンコールやビーズ、ラインストーンなどの装飾は、ジャンプやスピンでも外れないよう確かな強度で縫い付けています。
ここでは、参考作品として3つのオリジナル衣装をご紹介します。いずれも、それぞれの物語を衣装で表現した一着です。
優雅で軽やかな「グリンダ」
ブロードウェイミュージカル『ウィキッド』に登場する人気キャラクター「グリンダ」をイメージした衣装。
複数の素材を組み合わせ、軽やかなシルエットを生み出しています。
ファスナーを使わず、水着のようにすっと着られる仕様は、演技前の着替えをスムーズにし、動作時のストレスも軽減。
ふんわりとした素材感と透明感のある色合いが、ジャンプのたびに氷上でひらめき、観客の目を引きます。
気品漂う「エリザベート」
ウィーン発の大ヒットミュージカル『エリザベート』をモチーフにした衣装。
深い紺色のストレッチベロアが、氷上での動きに沿って上品な光沢を放ちます。パールやブルーのラインストーンをバランスよく配置し、気品を引き立てながらも華やかさを演出。
白い部分には軽やかなシフォンを使用し、ジャンプやスピンでも軽快な動きを妨げません。
さらに、肩にあしらわれた大きな白リボンがアクセントに。ターンのたびにふんわりと揺れて、プリンセスのような可憐さで観客の目を奪います。その佇まいは、まるで舞踏会のプリンセスが氷上に舞い降りたかのような圧倒的存在感です。
物語をまとう「ラプンツェル」
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』を思わせる、明るく愛らしい印象の衣装。
淡い紫の生地にピンクのリボンを編み上げ風にあしらい、胸元から腰にかけてのデザインが物語の世界観をしっかりと表現しています。
ふんわりとしたチュールのパフスリーブや、小花を散りばめたジョーゼット、ラインストーンの輝きが可憐さを引き立て、氷上での動きに合わせて表情豊かに輝きます。
特別な一着が、お子様のやる気と自信につながる
オリジナルで仕立てた衣装は、「自分だけのために作られた」という特別感があり、その特別感は、お子様のやる気や集中力を高める大きな原動力になります。
演技中に衣装がテーマや曲とぴったり合っていると、振付や表情にも自然と力が入り、観客や審査員に強い印象を残すことができるでしょう。
衣装は単なる見た目の飾りではなく、パフォーマンスを支える心強い相棒です。
世界にひとつだけの物語を氷上へ
競技会や発表会が集中する秋から冬に向けて、オーダーメイド衣装の準備は夏が理想的です。
デザインの打ち合わせから生地選び、製作、試着、微調整までには1〜3か月ほどかかるため、早めに動くことで直前のサイズ調整や装飾の追加も余裕をもって行えます。
お急ぎの場合もまずはお気軽にご相談下さい。
リアンジェの衣装づくりは、見た目の華やかさだけでなく、曲やテーマの背景、キャラクターの個性を衣装に込め、演技そのものに物語性を与えることを大切にしています。
安全性や動きやすさといった機能面も妥協せず、お子様が最高の舞台に立てる一着をお届けします。
秋冬のリンクで輝く姿を、今から形にしてみませんか。
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